あと2日で引き渡しになる『汐さぎ!庵』。
少し過去に戻ってみました‥。
気が、しまる。
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四月一日に、
無事、“長田慶太建築要素”さん、“植原建設”さんと契約を交わし、
この月末には、いよいよ着工を迎えようとしている状態の
汐さぎ!庵の現状報告です。
この建物は、今の時点でもたくさんの人達のお力添えを頂いて、
作らせて頂いている大切な建物であり、
建築後は、
もっと多様な人達に、愛着を持って接して頂かなくてはならない店になり、
このお店に魂を込めることが出来るのは、他ならぬ自分以外には有り得ないのだ。
という認識をもっと深めて行くことが、今できる最も大事な準備である。
と思っております。
全てのお客様を満足させる。ことは、不可能でありますが、
より多くのお客様に満足して貰おう!と思って、努力する。
ということは、可能なこと。
自分が飯が食えるようになる。ということが、
お客様や自分の周りの人達の幸せに繋がる。という、好循環を形成できるように、
“信”(人の言葉)をベースに多様な意見を良く取り込み、より多くのお客様に出会えるよう
精進します。
(やはり、飲食店、環境は大事。良い建物で、良い心構えで、良いお仕事を‥と)
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独立の気概がないものは、必ず人に頼ることになる。
人に頼るものは、、必ずその人を恐れることになる。
恥じるべきことを恥じず、論じるべきことを論じず、卑屈になってしまう。
福沢諭吉 『学問のすすめ』
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―コミュニティーを活性化する食―
先月の旅のおり、予約をとるが出来なかった『山形、アルケチャーノ』。
が、巻頭で特集されていたので、購入したサライ美味。
なぜ、今、“地産地消”という意識が日本人に求められているのか?
というのが、初心者にも分かりやすい必読の特別号。
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―アリスウォータースの言葉―
人は、食を通じて、土地とつながりを感じるはず、それを私は『場の感覚』と呼んでます。食べるという行為は、食べ物の背景にある価値観を体に取り込むことだから、毎日のようにファーストフードを食べれば、それは、ファーストフードが持つ「早くて安くて便利」という価値観に支配されることになる。24時間いつでも買えて、同じ味。食事なんて、お腹が一杯になればいい。それは、美味しいとは、かけ離れた価値観だわ。そしてそれは土地とのつながりを持たない価値観でもある。そうやって『場の感覚』を失った時、体や心が変調を来たすのではないかしら‥。
それを防ぐためにも、『美味しい革命』は必要なのです。
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