讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2012年11月21日水曜日

小雪の頃/新嘗祭、ちかくなり。


2012年、11月11日に、
連日の満席状態の中、
無事一周年を
迎えることができました。

毎日のご愛顧、感謝の気持ちで一杯です。

食べるという行為如何、
人ですら環境の一部であり、
天からのいただきものにすぎない。

であるならば、自然に近い、
人為的、作為的でないものに、より一層心を近づけ、
その状態を損ねずに提供できるよう‥

これからも、精進いたします。

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津畑池沿いに、一本だけひっそりと咲いていた花を‥




汐実くんが、持って帰ってしまいました…。




2012年11月11日日曜日

むかしむかしよ/燃えろよ、ペチカ。


むかしむかしのこと、

小山田圭吾編曲の“赤とんぼ”が聞きたくて購入した
「にほんのうた 第1集」が“汐さぎ!庵”にはまったので、
冬の第4集も‥購入。

有名な唄では、
“北風小僧の寒太郎”“たきび”“雪”“小ぎつね”などが、
有名音楽家(全集とおして、渋谷系率がたかい‥)
の編曲によって収録されてます。

“冬の夜”の歌詞、凄い‥。

燈火ちかく衣縫ふ母は
春の遊びの楽しさ語る。

居並ぶ子どもは指を折りつつ、
日数かぞえて喜び勇む。

囲炉裏火はとろとろ
外は吹雪。

囲炉裏のはたに縄なふ父は
過ぎしいくさの手柄を語る。

居並ぶ子どもは ねむさ忘れて
耳をかたむけ こぶしを握る。

囲炉裏火はとろとろ
外は吹雪。


そして、北原白秋作曲、嶺川貴子唄、レイハラカミ編曲の
個人的にオールスターな“ペチカ”が…。
(満州国を意識して作られたという説明文で、さらに思い入れが増す。)


現代の享楽的な日本人に、この種の歌詞は、書けないだろうな‥‥。

しばしも休まず つち打つ響き。
飛び散る火花よ、はしる湯玉。
ふいごの風さへ息もつかず、
仕事に精出す村の鍛冶屋。

あるじは名高い いつこく者よ、
早起き早寝の、やまひ知らず。
鉄より堅いとじまんの腕で、
打ちだす刃物に心こもる。

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よろこびいさみ、こぶしをにぎる。

2012年11月1日木曜日

冬がはじまるよ。


すすきがゆれて、


野花が咲き、


柿が実る秋が、


静かに終わりをむかえ、
極端に、風が冷たくなるころ…




眠りから覚める、冬の野菜たち‥。

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冬の足音とともに、この週末、
綾歌町民が一同に集い、白煙に包まれる
「あやうたふるさとまつり」
が開催されます。

3日、4日と2日間にわたり
土着的な催しものから、ご当地アイドルのライブ、
自衛隊の航空ショー(華麗なるヒコーキ野郎…)まで、と充実の内容。

たぶん“汐さぎ!庵”周辺も、その狂騒(騒音、または演歌)
の渦に、包まれる‥。


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うみくんも自慢のパジェロで、参加予定。
(来年は、もちろん家族で焼肉いや、参加。)