讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2011年8月30日火曜日

太陽が、照りつける。

『自家菜園の勉強に!』
と、自ら志願して研修させてもらった農園での作業。
本日で、夏場は2日目(明日で終了)なのですが、猛烈な暑さ…。
『夏場のハウスの中は地獄‥。』と聞いてはいたのですが、
ここまで体力を消耗するとは…。
“料理の過酷さ、集中力の持続の消耗”とは違う疲労が‥。
中学校の頃の部活道(剣道部)で味わった、
とてつもない量の汗の匂いがなんとなく、なつかしくもあり‥。
野菜を生産してくださる全ての人達と、
野外現場作業の職人の皆様に、
感謝の心がいっぱいになった一日の終わりに‥。



ゴーヤ天国は、“汐さぎ!庵の夏”に登場する予定。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□









2011年8月29日月曜日

島崎智子『バカヤロー』



個人的にはまりすぎの島崎智子‥。
今年発売の『バカヤロー』は、生きること、の哀愁漂う名曲揃い。
特に“バカヤロー、質問(私子供ほしい)、その日暮らし、都落ち讃歌、dessin”の流れの高揚感は類を見ない‥。
“dessin”
ホント泣けます…。

自分としましても、
“人間が、生きることで生じる齟齬”
だとか、 
“もの(ひと)の哀れという感覚”
だとかを
“さらに超えていく希望”
という表現を
『汐さぎ!庵』の料理で、みせられるようになりたいな‥。
とか、思ったり…。

都落ち讃歌。
http://www.youtube.com/watch?v=FxCbjrNikJM




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

新しい民主党代表であり、日本国総理大臣は、野田佳彦に決まりました。
“泥鰌”という表現は、土臭くて共感できる。が‥‥‥‥‥。

2011年8月25日木曜日

汐さぎ!庵へのアプローチ、『汐さぎ小道』





収穫の季節を目前に、つばた池の周辺
津畑の村の一面たんぼは、
緑緑と稲が実っておりました。
もう、半月ほどで刈り入れを行うみたいです。

で、気になったのが大量に備え付けられた、かかしたち…。
リアルに進化した?かかしの顔にみとれていますと、
となりの農家のおじいさんに話しかけられ、
いろいろお話を伺うことが出来ました。

つばた池横の田んぼは、化学肥料を使用していない有機米
だそうで、周辺の畑も、 まったく化学肥料を使わないそうです。
(これは、使わせていただかないと…)
植物にも詳しくて、(趣味は山登り)
駐車場から、『汐さぎ!庵』へつづく道沿いに育つ
木や花の名前も教えて頂きました。

線路、植物、自家菜園、つばた池とつづくこのアプローチは
なかなか見応えがあるのではないだろうか?。などと思ったり‥。
(で、『汐さぎ小道』と名付けてみました…)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


名札を作ってあげようか‥。




       里芋。            オクラの花。



    トキワマンサク。            ササキ。




  南蛮キセル。

2011年8月22日月曜日

8月の終わりの頃。

雨とともに、涼しい日々に移り変わり、少しずつですが、
秋の気配が感じられる毎日になってまいりました。

今年の秋は、特別な‥心に刻まれる季節になりそうです。

終戦の日、お墓参り、、
ご先祖様に感謝を伝え、報告を‥。

決意を新たに、為すべき事を熱心になせますように‥。


“ あなたの方から見たらずいぶんさんたんたるけしきでしょうが
わたくしから見えるのはやっぱりきれいな青空とすきとおった風ばかりです”

《眼にて云う》『宮沢賢治』
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


意味はないけど、世界のジャガイモたち。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



さらに意味はないけど、地のボタン海老。(希少)

2011年8月13日土曜日

坂出金時。

8月も、お盆にさしかかり、(今日は、横井小楠の誕生日らしい…)

さつまいもや南瓜の収穫がはじまっています。

これから、3週間ほど熟成させ、甘さがほどよく増した頃の

販売となります。

坂出金時を頂いたので、焼き芋にし、ピュレにしたのですが、

栗のようなホクホクの甘みでした。

鴨や羊とよく合いそう‥。

(いまのうちに、購入して、家で寝かしておこうか…)




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□




もう、200年もまえ‥。


「おれには今までに天下で恐ろしいものを2人見た。

横井小楠と西郷南州だ」

勝海舟談話。

2011年8月8日月曜日

イギリス海岸/のようなファサード。

夕方、『汐さぎ!庵』の現場へと、足を向けてみますと、
大部分の木の型枠がはずされておりました。

そして、楽しみにしていた噂の外壁が…。
(長田慶太建設要素の皆様、本当に暑い中の作業おつかれさまでした。)

化石や遺跡のようにさえ見える、
新しいのに歴史を感じさすという、
ダメージ加工ジーンズのような見事な完成度。

かってに“イギリス海岸のようなファサード”と名付けてみました。




中側からは、こんな感じ。



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
まったく関係ないけど、
夏の夜の、青木真也スタイル。。











2011年8月7日日曜日

風邪/新しき村のこと/武者小路実篤。

長い間の微風邪、微熱もやっと治まり、
「咳をしても ひとり」
(ずっと山頭火だと、思っていたけど、尾崎放哉だった‥。)
の眠るばかりの状態から、
抜け出すことが出来ました…。

眠りながら、考えていた事が、
「羅須地人協会」宮沢賢治と「新しき村」武者小路実篤の
トルストイ思想と農業を原点とした理想郷運動の近似性。
(農耕を中心とした自給自足こそが、搾取のない平等な社会を実現する)

「羅須地人協会」は、様々な要因が重なって、2年で頓挫してしまったが、
「新しき村」は、宮崎、埼玉に現存している。
新しき村には、希望と明るさとおおらかさが見える。
行ってみたい場所のひとつ‥。
(九州の、食材探求と、温泉来訪もかねて‥。)



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

なんとなく、それとなく記載してみた。

『新しき村の精神』

一、全世界の人間が天命を全うし各個人の内にすむ自我を完全に成長させることを理想とする。
一、その為に、自己を生かす為に他人の自我を害してはいけない。
一、その為に自己を正しく生かすようにする。自分の快楽、幸福、自由の為に他人の天命と正しき要求を害してはいけない。
一、全世界の人間が我等と同一の精神をもち、同一の生活方法をとる事で全世界の人間が同じく義務を果たせ、自由を楽しみ正しく生きられ、天命(個性もふくむ)を全うする道を歩くように心がける。
一、かくの如き生活をしようとするもの、かくの如き生活の可能を信じ全世界の人が實行する事を祈るもの、又は切に望むもの、それは新しき村の会員である、我等の兄弟姉妹である。
一、されば我等は国と国との争い、階級と階級との争いをせずに、正しき生活にすべての人が入る事で、入ろうとすることで、それ等の人が本当に協力する事で、我等の欲する世界が来ることを信じ、又その為に骨折るものである