讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2011年5月20日金曜日

蒸し暑い夜のミーティング。




ゴールデンウイークも終わり(学生時代を除いて、味わったことのない世間の休暇)
湿度の上昇とともに、長雨の日々の中、
来週には、工事が始まる“汐さぎ!庵”。
の、細かい現場作業とその他もろもろのミーティング。
(考えつくしたと思っていても、状況は変化し、不足は必ず出るものです‥。)
物事の道理がわかった、同世代の経験豊かな人達と、
こうすれば、あーすれば、と思いつく構想を、時間も気にならないほどに、
議論する(作戦を練る)ということは、本当に意味のある時間だな‥と思う。
“やむを得ざるに迫りて、しかる後にこれを外に発する者は花なり”言志四録
やむを得ないものが、想像を超えるものに…成る。
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「学者アラムハラドの見た着物」宮沢賢治


アラムハラドは学者で、11人の子供をおしえていました。
彼は、火や水や木、自然のものの性質を説明したうえで、こどもたちに問いかけます。
「人がなんとしても、そうしないでいられないことはいったいどういうことだろう。」
すると、ある生徒が「いいことをすることだと思います」と答えます。
アラムハラドは、自分が期待していた答えがでて、満足します。
でも、ふと見ると、セララバアドという子が何かいいたそうにしていることに
気づきます。
セララバアドはいいます。
「人は、ほんたうのいいことが何だかを考えないでいられないとおもひます」
この答えは、アラムハラドの予想を超えるもので、彼は、軽い目眩すら感じたのでした。

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