讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2011年2月1日火曜日

西郷南州翁遺訓/第三章/事業の教え。


心に淀みが生じたときは、ここにもどる‥。
今の時期に、大事なことを。
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『事大小と無く、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用ゆ可らず。
人、多くは事の指支ゆる時に挑み、作略を用て一旦其の指支を通せば、
跡は時宣次第工夫の出来る様に思え供、作略の煩い屹度生じ事必ず敗るるものぞ。
正道を似って、之を行えば、目前には迂遠なる様なれ共、先に行けば成功は早きもの也。』

<現代語り口訳>
大きなことでも、小さなことでも、正しい道を選んで進み、
至誠を持ってことにあたるべきで、汚い策略など、一つもめぐらしてはいけないよ。
世の中の多くの人は、ことが行き詰まったら、その時になって、なりふりかまわず、
その場しのぎの策略を用いがちで「とにかく、いま目の前にある大きな問題さえなんとかすれば、その後は、そのときそのときで、工夫次第‥」
などと思うのだけれど、あとになって必ず、その策略のひずみがでてきて、そして結局のところ、何もかもだめになるのさ。
「正しい道を選んで、それを実行する。」
というと、一見すると、まわりくどくて現実的ではないように見えるかも知れないね。
けれど、後になってふりかえってみると、その方が結局のところは、確実に成功する道だった。
ということが分かるはずだよ。
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固めて、揺るがない‥。

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