長い間の微風邪、微熱もやっと治まり、
「咳をしても ひとり」
(ずっと山頭火だと、思っていたけど、尾崎放哉だった‥。)
の眠るばかりの状態から、
抜け出すことが出来ました…。
眠りながら、考えていた事が、
「羅須地人協会」宮沢賢治と「新しき村」武者小路実篤の
トルストイ思想と農業を原点とした理想郷運動の近似性。
(農耕を中心とした自給自足こそが、搾取のない平等な社会を実現する)
「羅須地人協会」は、様々な要因が重なって、2年で頓挫してしまったが、
「新しき村」は、宮崎、埼玉に現存している。
新しき村には、希望と明るさとおおらかさが見える。
行ってみたい場所のひとつ‥。
(九州の、食材探求と、温泉来訪もかねて‥。)
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なんとなく、それとなく記載してみた。
『新しき村の精神』
一、全世界の人間が天命を全うし各個人の内にすむ自我を完全に成長させることを理想とする。
一、その為に、自己を生かす為に他人の自我を害してはいけない。
一、その為に自己を正しく生かすようにする。自分の快楽、幸福、自由の為に他人の天命と正しき要求を害してはいけない。
一、全世界の人間が我等と同一の精神をもち、同一の生活方法をとる事で全世界の人間が同じく義務を果たせ、自由を楽しみ正しく生きられ、天命(個性もふくむ)を全うする道を歩くように心がける。
一、かくの如き生活をしようとするもの、かくの如き生活の可能を信じ全世界の人が實行する事を祈るもの、又は切に望むもの、それは新しき村の会員である、我等の兄弟姉妹である。
一、されば我等は国と国との争い、階級と階級との争いをせずに、正しき生活にすべての人が入る事で、入ろうとすることで、それ等の人が本当に協力する事で、我等の欲する世界が来ることを信じ、又その為に骨折るものである
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