讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2010年10月27日水曜日

農民芸術の本質。


…何がわれらの芸術の心臓をなすものであるのか…
もとより農民芸術も美を本質とするであろう
われらは新たな美を創る 美学は絶えず移動する
「美」の語さへ滅するまでに それは果てなく拡がるであらう
岐路と邪路とをわれらは警めねばならぬ
農民芸術とは宇宙感情の 地 人 個性と通ずる具体的なる表現である
そは直感と情緒との内経験を素材としたる無意識或いは有意の創造である
そは常に実生活を肯定しこれを一層深化し高くせんとする
そは人生と自然とを不断の芸術写真とし尽くることなき詩歌とし
巨大な演劇舞踊として勧照享受することを教える
そは人々の精神を交通せしめ その感情を社会化し遂に一切を究章地にまで導かんとする
かくてわれらの芸術は新興文化の基礎である。

2010年10月26日火曜日

11月7日は、日本酒の会。(銀河鉄道の夜に‥)


11月のイベントは、愛媛県内子町『千代の亀』さんの蔵元さんを
招いての日本酒を楽しむ会です。
皆様、こぞってご参加を‥。
(銀河鉄道が高級酒なので、必然的に少しお高い料金になっております。)
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《賢治と向き合う時間は、精神がなごみ、
沈黙され、真剣になることができる。》吉本隆明
静かに、真剣に、ほんとうのよき料理が作れる状況で、
在りますように…。

2010年10月23日土曜日

宮澤賢治の詩『境内』


朝から酒を飲んでゐた
眉の蕪雑なぢいさんが
ぢろっとおれをふり向いた
それから大へん親切さうに
パンだらそこにあったっけがと
右手の棚を何かさがすといふ風にして
それから大へんとぼけた顔で
ははあ食はれない石バンだと
さう云いながらおれを見た
主人も少しもくつろがず
おれにもわらふ余裕がなかった
あのぢいさんにあすこまで
強い皮肉を云はせたものを
そのまっくらな巨きなものを
おれにはどうにも動かせない

結局おれではだめなのかなあ
うすくらがりの坂の上に
からだを投げておれは泣きたい
けれどもおれはそれをしてはならない
無為 無為
断じて進め

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『個人の頑張りだけでで何とかなる!』という考え方では、
まったく前に進めない。

共同体成員全員の意識を強化し、本気になる。
という取り組み。動機付け、が強い組織には必要。
そしてみんなで構築して、発展していくモノが社会であり、人と人。
(世界全体が幸せにならない限り、個人の幸せはありえない。)★宮沢賢治★


その受け皿となるモノは、
主体の人格であり、人間性。
常日頃の、取り組みであり、心掛け。

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2010年10月18日月曜日

汐さぎ!庵の打ち合わせの休日。




久しぶりの打ち合わせに、高松の峰山、『長田慶太建築要素』事務所さんまで行ってまいりました。
この場所は、以前生活していたこともあり、行くたびにその頃の記憶が懐かしく、
自然溢れていて、好きです。(慶太さんの人柄も‥)
CADっていうコンピュータグラフィックが出来上がっていたのでお知らせします。
想像のものが現実になる前の、妙な興奮の瞬間‥。
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「西郷南州翁遺訓」より、
『道を志し、それを行うのは、才覚や能力の問題ではない。
心掛けの問題である。苦労を厭わぬ覚悟の問題である。』

忘れないように。

2010年10月13日水曜日

10月17日は『新米カレーの会』


『新米を食べるなら、俺なら鮎より、カレーだな』
という声に応えて、企画した『カレーの会』(声の主は、キャンプのため参加できず‥)
こういう気軽に来ていただけそうな会は、
自分も余裕が出来るから、楽しめるかなと‥。
お時間の有る方は、遊びに来てください。
(チラシは、後日にアップします)
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☆内容 お一人様2000円
新米カレー。(お変わりし放題。)

【ブッフェスタイルのアンティパスト】
旬野菜のサラダ。
秋の根菜チップス。
南瓜のマリネ。バルサミコ。
さつまいもの焼き芋。胡桃。
蓮根のピクルス。
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2010年10月8日金曜日

ビオワイン『蔵』


今日もボトルで売れました‥。
日本好きのフランス人が製造している(または、マーケットに日本を設定している)
自然製法の白ワイン『蔵』です。
軽いスパークリングが心地よいです。
食前に。

2010年10月7日木曜日

日常、一喜一憂しやすくないか


10月に入り、少し落ち着いた日常。
余裕ができると、逆に煩悶の時間が‥。
本当に正しいことを行うことができているのだろうか?とか…。惑う。
(ああ朋だちよ いっしょに正しい力を併せ われらすべての田園とわれらすべての生活を一つの巨きな第四次元の芸術に創りあげようではないか)★宮沢賢治★
画像は、『日本酒の会 銀河鉄道の夜』で頭が一杯にもかかわらず、
完璧な状態に火入れすることの出来た讃岐和牛のステーキ(昼の予約3000円コース)です。