讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2014年4月20日日曜日

島根旅2


少し時が、もどるのですが…
(3月から、忙に追われ、心も体も余裕がなく‥)

大森、岩見の思い出を少々‥。






明治時代の歌人、斎藤茂吉が

柿本人麻呂の終焉の地とした、

鴨山が

そびえたつ地、湯抱町。

(が、梅原先生は“水底の歌”で、人麻呂の
水死、刑死の可能性を説いている。)





その鴨山。




古来より、
森や山というのは、
神聖な場所、あの世と交わる場所と、
考えられてきた。

(柳田国男は、渡来系、稲作文化の大和民族
に追われて
山で狩猟採集宗教文化を形成したのが、
アイヌやサンカと考察している。
(ぼくたちはその混血)

多様な生物の循環、草木国土悉皆成仏

という概念は、

産業革命以降の

飽和的な日本人に対する

処方箋。

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鴨山のふもとにひっそりとたたずむ、
湯抱温泉、日の出旅館さん。

趣のある侘びた建物の中で、
明るい女将さんが、
設け度外視の料理内容できりもりしている。
(天然物、地物であるかないかとかではなく、
サービス精神がすごい。)

こういう地に適切な、人の訪れを望みます。

そして、若い力による存続を‥。



芸術的な千枚田の折出物。


鴨山の横で、源泉発見。
(硫黄の匂い‥。)

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大森町の小学校。



大きくて広くて必要以上に綺麗で安全な施設より、

小さくて不便で、危険があっても

自然溢れる場所で

子供に育って欲しい、と思うようになった。

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重要文化財、熊谷家住宅。


地域住民の冠婚葬祭を担っていたという、厨房。

今でも大森町の子供達の教育に、使用しているらしい。

一昔前の村落共同体の生活を
思い浮かべることが可能な施設。


花嫁、という言葉がかもしだす、情景。






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