讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2014年4月15日火曜日

修羅と救済。


文藝別冊の賢治のムックが素晴らしい。

吉本隆明氏(ほんたうの神様と科学)、天沢退二郎氏の
賢治評論の両巨匠ばかりでなく、

最近よく購入する民俗学の宮本常一氏や
和合亮一氏のエッセイ。

そして、今まで読んだことがなかった、
中沢新一先生の賢治論、

“過ぎ越しの賢治

意味ある日本人に、
買ってもらって後悔なし。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

過ぎ越しの賢治、
一部、抜粋。

産業や、商業や、農業や、機械や、科学や、
芸術や、宗教や、人間の幸せについて、
僕たちの時代は、もういちどそれを、
宮沢賢治的な思想のスタンスで、
考え直してみる必要があるのではないでしょうか。

僕たちは、世界的規模にはりめぐらされた
なにか巨大な嘘によって、思考を曇らされているのではないか、
という気がするのですよ。

何もかもが、有から有への変態や移動として
思考するように訓練されていて、
しかもコンピュータは情報化によって
不死の様式をあたえられた富や財の、
巨大な蓄積と再配分を、確実に進行させます。

こうして僕たちは、
自分たちの生の底のほうで
起こっていることから、
目を遠ざけられています。

有が有でしかない世界では、死は無価値になり
それといっしょに、生も意味を失っていきます。

価値とは、無から発生してくるものです。

それは、存在の贈与なのです。

賢治はそのことをよく知っていた人です。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



さぶちゃんの先生、月朝の東曜さんが、
綾川市長選に出馬し、落選した‥。

結果如何は問題ではなく、
本気で変えようとしている姿勢を感じ、

個人的に左よりの人達に感情移入できない
自分を反省、自戒。

義を見てせざるは、勇なきなり。

どうせ無理、理解してもらえるわけない
という諦念に、浸かりっぱなしの
自分の毎日を見直し、改善する。

縁起とは因果。
此あれば、彼あり。此なければ、彼なし。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


色物野菜がないことを電話で愚痴っていると、
ご近所様が、ラディッシュを!。
縁起発起。

0 件のコメント:

コメントを投稿