讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2013年4月9日火曜日

春うらら/大豊町/巨杉の杜。

桜満開のころ‥高知県へ。
色づく山景、きれいな空気。
ひとりの、車酔い‥。


大歩危の妖怪屋敷を見学した後、
(この見学が、次の日の予定を決めることに…)


個人的な目的地、大豊町の『日本一の大杉』へ。


最古の昔に、須佐乃男命が植えたとされている巨大な杉の木。
美空ひばりが、「日本一の歌手になれますように」
と、願掛けしたことで有名になっているらしい。

そのすぐ脇に、ひっそりとたたずむ、山下奉文の巨杉の杜。

乃木のようなカリスマもなく、石原や今村のような宗教もなく、
人間的でありすぎた、大杉ゆかりの悲劇の将軍。

日本の快進撃の立て役者であり、戦略に優れ、マレーの虎と表されたが
皇道派であったがため、天皇に嫌われ、敗戦地を飛び回されたあげく
絞首計に‥。

処刑前の遺言に、感涙。
一部文を抜粋。


諸君は、今他の地に依存することなく、
自らの道を切り開いて行かなければならない運命を背負はされているのであります。
何人と雖も此の責任を回避し自ら一人安易な方法を選ぶ事は許されないのであります。

愛児の生命の泉として母親はすべての愛情を惜しみなく与えなければなりません。
単なる乳房は他の女でも与えられようし又動物でも与えられようし代用品を以ってしても代えられます。然し、母の愛に代わるものは無いのであります。  
母は子供の生命を保持することを考へるだけでは十分ではないのであります。 
子供が大人となった時自己の生命を保持しあらゆる環境に耐え忍び、平和を好み、協調を愛し人類に寄与する強い意志を持った人間に育成しなければならないのであります。

..........これが皆さんの子供を奪った私の最後の言葉であります。




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美空ひばりの演歌ボタンが、3つ。


あー、川の流れのように。






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