讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2015年7月30日木曜日

石川農園さん/オリーブ豚。

 
もう、
6月も過ぎたと言うのにどうしたことだろう...
石川農園さんが、やってこない。
 
 
発注し、待つこと...いつのまにか半年...。
(途中、トマトから、三豊茄子と坊ちゃん南瓜に、品も変わり...)
 
本日、無事お野菜が納品され、
久しぶりに石川さんとお話でき、にっこり、にんまり。
 
 
”有機野菜、無農薬野菜”
と一言に表しても、いろいろな手法がある。
 
EM菌やピロール菌を購入した土作りであるとか、
さまざまな廃棄物などから、
菌をも自分で創りだし、循環させる農法
であるとか...。
 
それと同じように、
化学肥料にもいろいろ分類わけはあるのだろうし、
一概に
有機、無農薬野菜だから、美味しい。
とか、
化学肥料を使用しているから、美味しくない。
ということも、まったくない。
(前提としての正しさ、というものにも、
様々な思惑が混ざりこんでいる、のも事実)
 
有機野菜でも、駄目なものは駄目だし、
化学肥料野菜でも、旨いものは旨い。
 
と思う。
 
肝心なのは、
作付けしている人間が
どのような情熱を抱えているか、
 
だけだと思う。
 
石川さんの野菜は少しだけ遠いところ(三豊、大野原)
から運ばれているけど..
 
無農薬で抜群に旨い野菜や米を
一人で作っている、土の匂いのする人。
 
(ただ、納品遅れの理由の近所の葬式は勘弁ください....)
 といいつつも、
そういうところが土着的で、魅力でもあるのだけれども..。
  
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うどん県が推奨し、販売が開始した、
 
”オリーブ豚”
 

 
むらの激しい 夢豚より、
今の畜産状態のままなら美味しい。
 
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室内は、春頃より、
予約で満席の日が多いため..
 
”夏でも、クーラーより、扇風機!”
という、自分のようなお客様は、
 
電話予約の際、一言。

 
レトロなファミコン型の扇風機付いてます。
 
 

2015年7月27日月曜日

小暑/蓮始開/ハスハジメテヒラク。

 
小暑というよりは、もう猛暑
 
という毎日続く中、
 
7月の予期せぬ台風をかろうじて
 
生き延びた夏野菜たちが....。
 
 
 
がんばって、がんばって...
 
 
実っております。
 
 
 
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お父さんが、猛暑の中、
一草一草をぬいてくれて、
中庭が綺麗になっていた。
 
 
お母さん発案の
夕顔が、
日が落ちる頃に花開いていた。

 

 
うちのオクラは、 小さいが、旨い。
 
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共同体というのは非対称の関係なんです。
 
子供の時には、親に育ててもらって、
大人になったら若い人を育て、老人になったら介護してもらう。
そういうふうに回り持ちなんです。
 
いつも他者から支援されているか、支援しているか、
どちらかであって、サービスと報酬が等価であるときって、
 じつはいっときもないんです。
 
いつも贈与しているか、贈与されているか、
どちらかなんです。
  
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2015年7月6日月曜日

たなばたさま。

 
ささの葉 さらさら
 
のきばに ゆれる
 
お星さま きらきら
 
きん ぎん 砂子
 
 
 
皆様の
ねがいごとが届きますように...。
 
 
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若い男性スタッフ募集中です!。
 
0877-89-0180
まで。
 
 
いっしょに正しい力を併せ
われらのすべての田園と
われらのすべての生活を
一つの大きな第四次元の芸術に
創りあげようでないか....。
 
農民芸術概論綱要 
 
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半夏生の蛸。

 
セージオイル。

 
梅雨明けは、いつに..。

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2015年6月17日水曜日

あさのみえんと、やぎとかめ。

 
この日曜日...。
 
息子のみならず、一家共々
お世話になっております
 
”こどもえん  あさのみ”
さんの親子イベント
 
 

「どろんこうんどうかい」
 
参加させていただきました。
 
(日曜に寄る産直さんに葉物野菜がなかったので、
口惜しくとも、途中参加に...)
 
 
人間の基本は素足で、土。
 
を現代的な極視を浴びずに
親子で楽しみ、共有できる、稀有な試み。
 
 
 
 
 もっと理解者、共感者が増えれば、
 
もっと綱を
大きく太いものに伸ばせるのにな..
 
と、一人思った。
 
 (まあ、子供は、虫や土や泥にまみれているのが良くても...
親は近代的で快適で便利な生活を謳歌するの良い。
というのが、一般感性。)
 
 
 
息子に
「不安気にも器用にこなして目線がいい」
という母親似の気質を
発見できたのも、良かった。
 
 
 
外見は澄まして振舞うのは、自分似か.。
 

 
 
麦藁帽子と夏野菜。
 
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その
”あさのみえん”
もとい、
”月麻太陽自然道”
さんの
イベントに
 
 
6/21日(日)
料理参加します。
 
アフリカも太鼓も自分は、よく理解はしていないし、
解りあえてはいない領域ではあるのだけれども...
 
子供たちが楽しめ、
いろいろ交流できる人と、
出会えれば、いいかな。と...。
 
思ってます。
 
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山羊を見ながら
食事できる空間も、そうはない....。
 
 
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散歩中、
 
 
 
今年もまた、亀に...。
 
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2015年5月25日月曜日

小満/蚕起食桑/カイコオキテクワヲハム。

 
そらちゃんが
 
 
毎夜、
子守唄代わりの鳴き声の主...
を見に行くというので、
津幡池を
夕暮れ、散歩。
 
 
 
ゆれるすすき..
 
 
あさのみっこ、うみくんは、
すぐに素足で田んぼのなかへ。
 
 
水を引くために、刈り入れた後の
新芽が生き生きと、みずみずしい..。


 
帰るころには、綺麗な半月。
 
 
もちろん、牛蛙さんは見つからず、
 
鳴き声だけ..。
 
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完全にみごもった感...がある。
 
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朝摘みの庭の花。
 
 

2015年5月23日土曜日

九州旅2。

 
九州の最南端、
鹿児島県は薩摩藩跡に到着し、
 
最初の目的地は、
海幸彦、山幸彦物語の竜宮伝説の香り漂う
 
 旧豊玉姫神社。
 
(鳥の声や林以外何もない、海すら見えない場所)
 
 
他に人もいないので、
ホトトギスの鳴き声とともに
自由に詮索。
 
古事記をたどるとするならば、
日の本の国の原初は、この地で誕生。
 
 
古来の日本人は宗教を..
神道(神さま)、仏教(仏さま)
を、信じてきた。
 
産業革命以降の
化学、医学の発展が、
形而上学的なものの存在を
無いものにしてしまった。
(それが合理的であるがゆえに...)
 
合理的であることだけが正しい社会、
もしくは、
便利、快適だけが正しいだけの社会
 の依拠する合理性というものを、
自分たちは、
過信しすぎては、いないだろうか?
  
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 その後、
知覧特別攻撃部隊
(神風特攻隊)へ。
 

 
 
零戦という旧兵器に
命を捧げて体当たりを決行する、という
自己犠牲に挑んだ
同世代の若者の精神に敬服し、
頭があがらない...。
 
神風連の武士は、
機関銃に、日本刀で斬り込みをかけた..
 
撃たれて、散る
 という合理性を超えようとした。
 
 
 
 
神風特攻隊とは、
次世代の日本人に希望を残すために
 
特有の怨念信仰を身に挑んで散っていった...
 
 昭和の神風連
ではなかったのだろうか..。
 
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西郷南洲伝説残る、温泉地、
 
鰻温泉。
 
 
 
加温、加水なしの
極上透明湯。

(集落全体の地熱がとてつもない)
 
 
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そして、やっと、西郷さん。
 
 
 

2015年5月16日土曜日

九州旅。

 
麦香る、初夏を迎えた心地よい季節の中、
 
少しばかり時を戻ります..。
 
(西郷南洲、新風連の思い出を忘備録に...。)
 
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” 神風連の乱”
 
「神事は、本なり。人事は、末なり。」 
 
 
 
故、三島由紀夫が、
 
全人生を捧げた夢のような幻のような
なにごとかをあらわそうとするような.....しないような...
形而上学的な、
心地よい世界の真理を
輪転させるような....文学。
 
 ”豊穣の海”
 
その第2章「奔馬」の主人公、
飯島勲のモデルとなった
神風連は、桜山神社。
 
 
 
「日の出には遠い。それまで待つこともできない。昇る日輪もなく、
けだかい松の樹林もなく、輝く海もない。」 
 
 と、勲は思った。
 
 
 
その瞬間、
瞼の上に日輪は...かくやくと昇った。
 
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 西南戦争を知ることは、
 
アングロサクソン以前の国を知ること。
 
新文明に移項する前の
 
島国和国の長い文化、伝統に
 
触れること.....。
 
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神風連資料館の展示品、
館長さんから、お聞きした話や、頂いた資料(宇気比)
の重みにまどろみながら...
 
神風連を貫く、
四書五経が学問の本流であったころ、
 
江戸時代より続く湯宿、
清風荘さんに、再訪。
 
 
フランス料理がなくなっていたり、
以前来たときよりも
いろいろ制約が増えてはいましたが..
 
 
 
変わらぬ、掟。
 
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炭火のジビエ、山の幸。
(ビールが進むのは、いわずもがな..)
 
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”足元湧きの源泉にごり露天”
 
 
に、、
最高の内湯。
 
 
おもい、かんがえる。
 
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翌朝、
 
阿蘇の地域神社に参拝。
 

 
鹿児島へと、向かいます。
 
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