讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2011年5月25日水曜日

讃岐富士/おじょも伝説/クグロフ。



飯野山のふもとには、たくさんの果実や野菜が

育てられていて、手入れをしているお年寄りをよくみかける。

人になれた、黒い野犬がうろちょろと、餌をもらいについてくる。

スナックエンドウの朽ちかけの香りと、小さい空豆。

サクランボの甘い匂いも重なる‥。

昭和天皇の読んだ詩‥。

なにかこう、今日はそれだけで

胸がいっぱいになった…。



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孤立 名峰飯野山は讃岐平野のほぼ中央にあり、その雄大で

美しい姿は、別名讃岐富士と称され親しまれています。

暁に 駒をとどめて見渡せば

讃岐の富士に雲ぞかかれる 昭和天皇

くにうみの頃、飯神社に祀られている飯依比古は讃岐の国の

代名詞であり、飯野山山頂には神が舞い降りた岩、鎮座、そして

飯神社には盤境といった信仰の跡が残されています。

この山にちなんだ民話の中に、天秤でかついだふごの山を

造るのが大得意な“おじょも(魔神、巨人)がでてまいります。

城山と常山とは後のふごにはいった土でつくられ、前のふごの土は

丁寧にうつしてビュート型の美しい峰飯野山がつくられました。

そして、おじょもが飯野山と常山をまたいで小便をしてできたのが

大束川であり、また、飯野山と象頭山をまたいで小便をしてできた

のが土器川だと言われています。

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『讃岐富士のクグロフ』または、『おじょもの愛したクグロフ』、熟成中。













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