讃岐地人食堂“汐さぎ!庵”は、2011年、11月11日オープンです。

“汐さぎ!庵”は、讃岐の国(香川県)の豊かな風土から生まれる四季折々のお野菜と瀬戸内海の天然の地魚を中心とした地産食材が主役の小さな食堂です。

古来より、食の基本は国内自給で、国内自給の基本は、地産地消である。

末永く『汐さぎ!庵』をご利用いただけましたら、幸いです。

2011年11月6日日曜日

2011年11月1日火曜日

初心に返る。

あと2日で引き渡しになる『汐さぎ!庵』。
少し過去に戻ってみました‥。
気が、しまる。
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四月一日に、
無事、“長田慶太建築要素”さん、“植原建設”さんと契約を交わし、
この月末には、いよいよ着工を迎えようとしている状態の
汐さぎ!庵の現状報告です。
この建物は、今の時点でもたくさんの人達のお力添えを頂いて、
作らせて頂いている大切な建物であり、
建築後は、
もっと多様な人達に、愛着を持って接して頂かなくてはならない店になり、
このお店に魂を込めることが出来るのは、他ならぬ自分以外には有り得ないのだ。
という認識をもっと深めて行くことが、今できる最も大事な準備である。
と思っております。
全てのお客様を満足させる。ことは、不可能でありますが、
より多くのお客様に満足して貰おう!と思って、努力する。
ということは、可能なこと。
自分が飯が食えるようになる。ということが、
お客様や自分の周りの人達の幸せに繋がる。という、好循環を形成できるように、
“信”(人の言葉)をベースに多様な意見を良く取り込み、より多くのお客様に出会えるよう
精進します。
(やはり、飲食店、環境は大事。良い建物で、良い心構えで、良いお仕事を‥と)
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独立の気概がないものは、必ず人に頼ることになる。
人に頼るものは、、必ずその人を恐れることになる。
恥じるべきことを恥じず、論じるべきことを論じず、卑屈になってしまう。
福沢諭吉 『学問のすすめ』
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―コミュニティーを活性化する食―
先月の旅のおり、予約をとるが出来なかった『山形、アルケチャーノ』。
が、巻頭で特集されていたので、購入したサライ美味。
なぜ、今、“地産地消”という意識が日本人に求められているのか?
というのが、初心者にも分かりやすい必読の特別号。
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―アリスウォータースの言葉―
人は、食を通じて、土地とつながりを感じるはず、それを私は『場の感覚』と呼んでます。食べるという行為は、食べ物の背景にある価値観を体に取り込むことだから、毎日のようにファーストフードを食べれば、それは、ファーストフードが持つ「早くて安くて便利」という価値観に支配されることになる。24時間いつでも買えて、同じ味。食事なんて、お腹が一杯になればいい。それは、美味しいとは、かけ離れた価値観だわ。そしてそれは土地とのつながりを持たない価値観でもある。そうやって『場の感覚』を失った時、体や心が変調を来たすのではないかしら‥。
それを防ぐためにも、『美味しい革命』は必要なのです。

2011年10月30日日曜日

「汐さぎ!庵」完成間近。

10月の終わり、『汐さぎ!庵』は急ピッチで
仕上げ作業にかかっておりました。

連日、設計事務所の皆さまも遅くまで現場に入り、
細かいチェックと新しい発想の展開の日々。

その結果、内装も素晴らしい仕上がりに‥。



窓枠が、冬の空気をかもしだてます。


木工工事は、連夜残業…。
大工さんの細やかなミリ単位の仕事に感心しきり‥。


夜の照明も入り、正面開口は神話的な祠の雰囲気が‥。



そんな緊迫した雰囲気とはうらはらに、
ふるさとの音色がどこからともなく聞こえだし…。


で、29日、30日と“綾歌ふるさと祭り”。

自衛隊の飛行機が飛んだり、カラオケや詩吟(大音量)、

相撲、もち投げなど大変力の入った盛大なお祭りでした。

(写真は、スーパーマジックショー!)

昼からお酒を飲みながら、焼肉を食べ、歌を歌う‥。

なんとも庶民的な土着感漂う、素敵なお祭りでした。

《来年は、是非なんらかの形で参加してみたいな‥。》

とか、思ったり…。

2011年10月21日金曜日

ブロッコリー。

最近、雑草に侵食され、緑生い茂る「うさぎ畑」の中の
ブロッコリーの葉に虫食い穴が…。
よく覗いてみると、青虫が多数発生。
急遽手で取り除き、ネットをかぶせ様子を見ることに‥。
ラディッシュは良い出来映え。




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中庭に、うさぎ畑の土が‥入りました。



















2011年10月14日金曜日

土壁塗り/薄茶色のうさぎの巣。

昨日、一昨日と『汐さぎ!庵』の土色塗装が、
“長田慶太建築要素の皆さま”と、
“現場監督さまと職人さま”、
“汐さぎ!庵の愉快な仲間達”の
協動で行われました。

2日かけた作業の結果、白いうさぎが
薄茶色のうさぎへ変化しました。

色が変わるだけで、全体が
柔らかく優しい感じになり、
まじかで見ると、砂が固まったような、
薄い土の表皮が不思議な印象です。

不思議の国のアリスが、
うさぎを追いかけて
たどりついた、土の建造物‥。

晴れた日は、すこし乾いた土の色‥で、
雨の日は、すこし湿った土の色‥。










朝のはやくから、皆さまお疲れさまでした。。
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最近、雑草がはびこる、うさぎ畑。
人参は、今のところ、良い感じ‥。








2011年10月9日日曜日

祭りのころ/土の色/坂の神様。




現場の皆様の頑張りにより、完成間近の“汐さぎ!庵”の近況です。

この建築の最後の山場の、仕上がり塗装のサンプルがいろいろと‥。

地人食堂の根幹である土、全体を覆う大地の色‥の落ち着きさきは‥。

賢治の絵本『土神と狐』の土神の色は、①に近い黄土色…でした。



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今日は一日中、息子とお散歩。

獅子の太鼓に誘われ、小学生の頃の記憶をたどり、

思い出の富熊神社まで‥。

土の上を勇敢に進む。





この獅子で怖がる…。(獅子舞も、駄目でした‥)

なぜか、一礼のおじきだけは満面の笑顔でこなし、お参り終了‥。
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こういうのぼりの看板、よいかも‥。

2011年10月1日土曜日

愛媛/砥部焼き/別注の皿。


あと一月で完成を迎える予定の「汐さぎ!庵」。
現場のほうは、どんどんと、内部の施行も組み立てられていってます。

そんな中、『特別なお皿を焼いてもらう』ために
愛媛県の砥部の中田釜さんまで、出張に行ってきました。
砥部焼きの魅力は、“上品で落ち着きのある光沢”と“耐久性”。
前のお店で焼いて頂いたお皿をベースに(型から作る時間もなかったもので…)
作家さんといろいろ話し合いながら、“唯一のかたち”を注文しました。
どういう出来上がりになるのか‥本当に楽しみです。




しかし、これで砥部行きの日は、2回連続の雨天…。

雨男決定か‥。

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追記。



“ダートコーヒー”さんに、教えて頂いた

松山の野菜のバイキングレストラン

『チャーリーズベジタブル』で遅めの昼食‥。

デザイン、コンセプトともに無駄がなく、合理的でクールな印象。

野菜の種類も豊富で新鮮。

都会に出店したら、爆発的に流行りそう‥。